子ども自然探究教室の開催
2024年4月28日(日)、29日(月):春のムササビ自然探究学校 in 片品村花咲
2024年6月29日(土):ムササビ自然探究学校 in 東大先端研
2024年8月12日(月)~14日(水):夏のムササビ自然探究学校2024
2025年3月22日(土)、29日(土):子ども自然探究教室@先端研(終了しました)
子ども自然探究教室で計画中の教材
6. 匂い(アルコールセンサ)を検知したら動くチョロQをつくってみよう
8. 匂い(アルコール)を検知したら動くロボットカーをつくってみよう
9.ドローン(TELLO)とチョロQをジョイスティックや筋電位でコントロールしてみよう
検討中:
フィールドワークでのセンサデバイスの活用:フィールドに設置した温度・湿度、水分量、人感センサーなどさまざまなセンサーから情報をとってみょう
先端アートデザイン分野のサイエンス・芸術・デザインの多様性を生かした子供たちの育成
先端アートデザイン分野には、科学者や芸術家、音楽家、デザイナーなど多様な教員とスタッフがおり、その多様性を子供たちの育成に生かし、文理芸術の多様な角度から、サイエンス(理性)だけではなくアート・芸術を含めた感性も大切にし、理性と感性のバランスをもって、多様な感覚でモノやコトに対峙できる人間性と倫理観ある子供たちの育成、真のSTEAM教育を目指しています。
小中高生を対象とした実験科学教室・講演会・研究室見学会
小中高生を対象に生物(特に昆虫)実験や、ロボット・プログラミング、研究所見学などの課題探究の実験や体験を通して、自然や科学の魅力を感じ、人も自然の一部であるという「こころ」を身につけ、これからのあるべき未来を一緒に考えていただくための活動を繰り広げています。
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業である「次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLA)」を通して日本のSTEAM人材育成の推進を担い、多くの教育機関や教育関係者とともに活動しています。未来をになう児童や生徒に、科学という理性の大切さとともに感性の大切さを伝え、自分だけではなく他のものにも寄り添える子供たちを育成していきたいと思います。
小中高生対象の実験科学教室や講演会、研究室見学会などをこれまでに170件以上開催してきました。
聴覚に障害のある生徒のみなさんも、筑波大学附属聴覚特別支援学校の教員のみなさまのご支援のもと開催してきました。現在も多くの教育機関や自治体からのご依頼に対応させていただいています。
これまでの活動リストはつぎのとおりです。
小学生から中学、高校生までのカリキュラム(作成中)
最近の活動例
最新の活動の例として、2024年4月7日(日)に先端研の3号館で開催した、新小学3年生を対象の親子で学ぶ 実験科学教室「昆虫と音楽とロボットの不思議な実験教室」を紹介します。14名のお子さんとお母さん・お父さんをお迎えし、1日楽しい教室になりました。
スケジュール:
1時間目:お話 昆虫の世界と人の世界
2時間目:楽しい音楽:近藤薫さんによる音楽って?のお話
お昼:松長先生の「こころ」の大切さのお話、桜満開のキャンパスでみんなとお昼。薫さんの屋外でのバイオリン演奏。
3時間目:実験
(1)「ファーブル昆虫記」のなぞに挑む!:カイコガのオスがメスをさがす謎を実験であきらかに!
(2) ヒトの筋肉の電気信号でロボットを動かす!:生物の電気の1つ筋電位を手作りの装置で計って、その信号でロボット(チョロQ)を動かす実験。障害のため動けない人の脳波や筋電位の信号で車いすを動かす一番基本的な技術です。
4時間目:研究所見学
(1) バリアフリー分野研究室:並木先生が障害をもつ学生も実験活動ができるように支援する実験室の紹介。
(2) 風洞実験室:先端研はもともと宇宙航空研究所。そのなごりの飛行機の研究をしていた巨大な風洞施設を見学。
5時間目:おわりの会:使った昆虫や担当のみなさんにお礼
担当講師:
神﨑亮平 東大名誉教授、東大先端研シニアリサーチフェロー、東京大学 先端研 インクルーシブデザイン分野研究統括
松長潤慶 高野山大学 副学長、教授
近藤 薫 東京大学 先端研 先端アートデザイン分野 特任教授、東京フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター
並木重宏 東京大学 先端研 インクルーシブデザイン分野 准教授
祐川侑司 東京大学 先端研 昆虫制御空間デザイン分野 特任助
スタッフ:
廣瀨哲夫 株式会社 Enjin
伊藤寛泰 株式会社 Enjin
日根かがり 東京大学 先端研 先端アートデザイン分野 特任専門員
近藤友紀子 東京大学 先端研 先端アートデザイン分野 秘書
神﨑千佳子
昆虫と音楽とロボットの不思議な実験教室の一場面









フェロモンのにおいはわかる?

謝辞:
親子実験教室の開催にあたりご支援いただきました株式会社Enjinの本田幸大様にはこころよりお礼申し上げます。
この教室は、担当の講師、スタッフのボランティアによる協力により行われました。こころより感謝いたします。
ありがとうございました!!