高野山会議とは

「高野山会議」は、科学・芸術・哲学・宗教などの異分野の専門家、さらには自治体や地域の皆さまの協力により、1200年後を見据え、人間性、倫理観ある人類のありかたについて対話を通して議論し、形にし、実践するとともに、このような活動を世界遺産である「高野山」から世界にむけ発信する活動の「場」です。

私たちは、科学や技術から多くの恩恵を受け、今の社会を築き上げてきました。一方で、自然に大きな負荷をかけた結果、気温上昇による異常気象、資源の枯渇、さらにはエネルギーの問題をはじめとする地球規模の課題を生み出しました。この原因の1つは、私たちの自然に対する考え方によるもので、人が自然を制御するという、人を中心(Human-centered)として自然を捉えてきた点にあると思います。一方で、人も自然の一部であり、自然と共に生き、そして生かされているという考え(Nature-centered)も私たちの心の奥底にあるのではないでしょうか。多様な人々、そして多様化する社会においては、最適な1つの答えを出すだけではなく、場に応じた多様な答えを出していくことが求められています。弘法大師空海は、世の中には無駄なものはなく、あらゆるものに価値や意義があり、それぞれの関係において宇宙が成り立つことを教えてくれます。そして、その思想が1200年にわたり持続的に受け継がれてきた場が高野山です。科学、芸術、デザイン、哲学、そして宗教など多様な分野に関わる人々が集い対話し、人間性と倫理観ある未来、1200年後の世界を考え、形にする舞台として、高野山はすばらしい場です。未来の形を皆さんとともに先端研は「高野山会議」として世界に発信していきます。

高野山会議 ポスター・プロモーションビデオ

ポスター:
「高野山会議2021-2024」ポスター

パンフレット:
「高野山会議2024」パンフレット
「高野山会議2023」パンフレット
「高野山会議2022」パンフレット
「高野山会議2021」パンフレット

ビデオ:
「高野山会議2023」ビデオ(英語字幕)
「高野山会議2022」プロモーションビデオ(5分)

参考:
・ 時局 現代を斬る:神﨑亮平

高野山・和歌山から「利他のこころ」「いのちの大切さ」を世界に発信する

大阪・関西万博展示オブジェ「利他の蓮華」プロジェクト
利他のこころ いのちの大切さを大阪・関西万博から世界に伝えるため、子どもたちや多様な人々と一緒に「利他の蓮華」オブジェを制作し展示します。

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